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お知らせ

みんなで13mの反物を染めよう!冬の展示&春ツアー

東京おもちゃ美術館では、地元の文化として、
伝統を受け継ぐ 新宿・落合の染め文化を館内に展示しております。


今回も、新宿・落合にある「染の里おちあい」様にご協力をいただき、
13mの反物を染める企画、第2回冬の展示の紹介、
第3回春ツアーの様子をお伝えします。

冬の反物は、秋の展示とがらっと変わったパターン模様。
クリスマスの季節によく見られるプレゼントのリボンのようにも見え、
おめでたいお正月飾りのように見える柄をおもちゃ学芸員13名で
染めて参りました。
その時の様子はこちらのブログをご覧ください。

冬の展示も染め体験に参加したおもちゃ学芸員と
一緒に展示をいたしました。

まずは、13mを廊下一面にまっすぐ広げてお披露目です。
染めていた時は黒く防染糊がついており、その部分が白く仕上がることで、
全然印象の違った仕上りに、こんな風になったんだ、
素敵に仕上がって良かった~と安心の声も上がりました。

その後は、縫って固定する作業をし、いざ展示!
13人の個性が出ながらも、今回は赤緑黒の配色もあり、
賑やかで、どこを見ても楽しい柄の模様に仕上がっております。
こちらの展示は4月23日まで!是非ご覧ください。
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3回目となる春ツアーは3/12(水)に行って参りました。
今回も13名で染める反物として、大花更紗という柄を染めました。

染める技法としては通常の更紗と異なりますが、
更紗模様として、大きなお花が入った柄、春の展示となるので、
桃色や薄紫などを使用しながら、華やかな反物を目指して染めていきます。

井上先生の試し染めした色見本

先ず、今回の染め方は、全体を一色で染める引き染めはせず、
塗り絵のようにお花や葉に色を入れていきます。


お花の色を綺麗に染めた後、初挑戦「ぼかし」の技法をしてみました。

ぼかしは、お花の濃淡を出して、立体感を持たせる技法で、
ぼかしたい部分に色を置いてこするように伸ばしていきます。

今回も同じく、みなさん夢中でお花に色を入れ、濃淡をつけて
細かい蕾の部分も丁寧に塗り分けるなど、様々工夫も入れながら
13m無事に染め終わりました。

引き染めという技法をしないと、塗り残しが起きるかもしれない!と
先生と心配をしていましたが、
全く塗り残しなく、一面鮮やかなお花の染物となりました。

ここから、黒い部分の防染糊が洗われて落ち、
白くなって完成に向かいます。
鮮やかな、春らしい反物の仕上がりを皆でどきどきしながら
待ちたいと思います。

春の展示は4/25(金)からとなります。
是非こちらもお楽しみください。