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お知らせ

子ども食堂でおもちゃの貸出を。申請受付中

食べる・遊ぶ・笑う こども食堂 ロゴ

全国40地域の子ども食堂に、世界のおもちゃを無償貸与。

東京おもちゃ美術館と認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえでは、「食べる・遊ぶ・笑う こども食堂」と題し、子ども食堂を多世代交流化するプロジェクトを推進しています。

コロナ禍で減少した地域交流を再生を目指し、子ども食堂がおもちゃの貸し出し機能を有する「おもちゃライブラリー」制度を開始します。

全国40の子ども食堂でプロジェクトを開始するため、現在実施団体の公募が開始されています。
応募締切は2022年5月31日です。

特長1:おもちゃコンサルタントが選んだ「グッド・トイ」をはじめ、世界のおもちゃ・日本のおもちゃ30点。
特長2:借りたら返すというサイクルがこども食堂へ通うリズムを生み、こども食堂が気軽に立ち寄れる場所になる。
特長3:こども食堂を拠点とした多世代交流の場を通じて、自然と地域で子どもを見守る環境を醸成する。

 

※本プログラムは「食べる・遊ぶ・笑うこども食堂」クラウドファンディングおよび中部電力株式会社マッチングギフトによる資金を活用して実施しています。

 

募集要項

下記のページよりご確認ください。なお、応募にはこども食堂の開催実績が必要です。

全国40カ所のこども食堂で、おもちゃの貸し出しを通した子どもとのつながりづくり新企画「おもちゃライブ ラリー」始動

 

 

●代表者コメント

認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ 理事長 湯浅誠

コロナで「一緒に楽しく食事」がなかなか難しい中、「食事に代わる遊び、居場所づくり」が多くのこども食堂にとっての課題となってきました。今回の取組みは、それに応えようとする取組みの一環です。
おもちゃ美術館さんとは、「食べる・遊ぶ・笑う こども食堂」以来の「同志」です。子どものため、地域のためと、一人ひとりの市民が自分たちの力でにぎわいを創り出そうとすることを、「おもちゃ」を通じて全力で後押しされてきた、私たちの大先輩です。またご一緒させていただくことを光栄に思いつつ、おもちゃや食を通じた住民自治の取組みが、さらに発展することを願います。こういう時代だからこそ。

 

東京おもちゃ美術館 館長 多田千尋

今から20年ほど前ですが、おもちゃ美術館では「おもちゃライブラリー」として世界のおもちゃの貸し出しを行っていました。親子が目を輝かせながら眺め貸出リストから何を借りるか吟味をしていました。ドイツの積木やイギリスの木馬など、気軽に買うことのできないおもちゃを家に持ち帰り2週間存分に遊んで込んでおりました。
人間にとって、食べるのは、体の栄養補給。
遊び、笑うのは、心の栄養補給です。
どちらも人間が豊かな暮らしを行うために、欠かすことはできません。
コロナ禍で大幅に減った人の関わりですが、この度の「むすびえ」との連携事業によって、新たな風をおこしてくれるでしょう。全国のこども食堂におもちゃの力が加わると、そこでどんな化学反応が起きるのか、今から楽しみにしています。

 

 

 

 

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