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お知らせ

子ども食堂でおもちゃ貸出を。第2弾&発表会

食べる・遊ぶ・笑う こども食堂 ロゴ

全国40地域の子ども食堂に世界のおもちゃを無償貸与する「おもちゃライブラリー」プロジェクト。

東京おもちゃ美術館を運営する認定NPO法人芸術と遊び創造協会と
認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえでは、
「食べる・遊ぶ・笑う こども食堂」と題し、子ども食堂を多世代交流化するプロジェクトを推進しています。

昨年よりコロナ禍で減少した地域交流を再生を目指し、子ども食堂がおもちゃの貸し出し機能を有する「おもちゃライブラリー」制度を開始し、
全国40の子ども食堂がプロジェクトを実施。
「おもちゃライブラリー」の特徴は、

特長1:おもちゃコンサルタントが選んだ「グッド・トイ」をはじめ、世界のおもちゃ・日本のおもちゃ約30点。
特長2:借りたら返すというサイクルがこども食堂へ通うリズムを生み、こども食堂が気軽に立ち寄れる場所になる。
特長3:こども食堂を拠点とした多世代交流の場を通じて、自然と地域で子どもを見守る環境を醸成する。


子ども食堂開催者からは、このような声が届いています。

「おもちゃを通すと、初対面でも会話が始まっていました」
「片付けかたがわからない小学生が高校生に聞いたりしていた」
「新規の子が輪に入れた」
「日本語がわからない子も一緒に遊んで笑っていた」
「滞在時間が長くなった」
「各ご家庭のお子さんの様子を見たり、お話しすることによって困りごとの発見につながることが多々あった」

8月に第2弾のおもちゃライブラリーの実施者を募集。オンライン発表会も開催

全国のこども食堂開催者の「私たちもおもちゃライブラリーを実施したい!」という声に応え、第2弾が決定しました。

●おもちゃライブラリー第二弾の応募について
対象者 :こども食堂 開催者
応募期間:2023年8月1日から8月16日まで
詳細応募:詳細や応募方法については、下記のリンクよりお願いします。
応募フォーム:https://forms.gle/qZGMkQDSkx7Fbvv36

また、第二弾発表に合わせて、昨年度の開催の様子を紹介するオンライン発表会も開催します。


「聞いてみよう!子ども食堂  おもちゃライブラリーのこと」(第一回開催報告&第二回募集説明会)
日時:2023年8月1日 18:00から19:00
お申込み:https://forms.gle/goUmukcKJBYgh7Ki8
参加対象者:おもちゃライブラリーを実施されたこども食堂運営者、おもちゃライブラリーの実施を検討しているこども食堂運営者、その他本プログラムに関心がある人等どなたでもご参加いただけます。

ご興味のある方、ぜひご参加ください。

 

 

●代表者コメント

認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ 理事長 湯浅誠

コロナで「一緒に楽しく食事」がなかなか難しい中、「食事に代わる遊び、居場所づくり」が多くのこども食堂にとっての課題となってきました。今回の取組みは、それに応えようとする取組みの一環です。
おもちゃ美術館さんとは、「食べる・遊ぶ・笑う こども食堂」以来の「同志」です。子どものため、地域のためと、一人ひとりの市民が自分たちの力でにぎわいを創り出そうとすることを、「おもちゃ」を通じて全力で後押しされてきた、私たちの大先輩です。またご一緒させていただくことを光栄に思いつつ、おもちゃや食を通じた住民自治の取組みが、さらに発展することを願います。こういう時代だからこそ。

 

東京おもちゃ美術館 館長 多田千尋

今から20年ほど前ですが、おもちゃ美術館では「おもちゃライブラリー」として世界のおもちゃの貸し出しを行っていました。親子が目を輝かせながら眺め貸出リストから何を借りるか吟味をしていました。ドイツの積木やイギリスの木馬など、気軽に買うことのできないおもちゃを家に持ち帰り2週間存分に遊んで込んでおりました。
人間にとって、食べるのは、体の栄養補給。
遊び、笑うのは、心の栄養補給です。
どちらも人間が豊かな暮らしを行うために、欠かすことはできません。
コロナ禍で大幅に減った人の関わりですが、この度の「むすびえ」との連携事業によって、新たな風をおこしてくれるでしょう。全国のこども食堂におもちゃの力が加わると、そこでどんな化学反応が起きるのか、今から楽しみにしています。

 

 

 

 

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