目指せ木のおもちゃ村
おもちゃ工場を併設

檜原 森のおもちゃ美術館
東京都檜原村

檜原村では日本で唯一の木のおもちゃの村にする「檜原村トイ・ビレッジ構想」を進めています。豊かな森林資源をふんだんに活用した空間、隣接するおもちゃ工房では直に製作現場を見ることができ、豊かな自然環境に触れる「そとあそび」も充実しています。木の魅力を伝えることに加え、人と森を繋ぐ美術館を目指します。

所在地
東京都西多摩郡檜原村小沢3783
開館
2021年11月
設置 / 運営
檜原村 / NPO法人東京さとやま木香會

公式サイト

目指せ木のおもちゃ村
おもちゃ工場を併設

伐採、製造、体験&販売行う
トイ・ビレッジ構想

檜原村は、島をのぞけば東京唯一の「村」であり、都で唯一“日本の滝百選”に選ばれている「払沢の滝」があるなど大自然に囲まれた村です。 村の少子高齢化が進み地場産業の林業が衰退するなか、檜原村は2014年に「檜原村 トイ・ビレッジ構想」の推進を開始します。地元の林業家でおもちゃコンサルタントが中心となった構想で、「Made in 東京」の木のおもちゃを村の目玉産業にしようというプロジェクトです。山の管理から木の伐採・製材、おもちゃの製造・販売・体験までを行う、美術館と工房の一体構想が設立のきっかけでした。

内装材は村産材100%
おもちゃ製造の現場も見学可能

旧北檜原小学校や渋谷区自然の家にあった土地に新しく建てられた木造2階の建物は、ほぼ村内の材で作られた珍しい建物です。約1,000平米の広さに、檜原村で育ったスギやヒノキ、サワラがふんだんに使われています。カフェやショップが併設されており、村の特産品を使ったメニューやアイテムが並びます。 また、美術館の隣の「おもちゃ工房」は村の林業家「東京チェンソーズ」が運営しており、おもちゃのづくりのプロセスを見学することができます。(※2022年度からプログラム開始予定)

自然に囲まれた立地を活かし
外遊びにも力を入れる

美術館の前には、山があり山道や小川など「天然の遊び場」に恵まれています。この最高の環境をふんだんに活かすべく、美術館内にあるおもちゃで木の魅力を伝えるだけでなく、自然の中での遊びの魅力を伝える「そとあそび学芸員」の養成にも力を入れています。インドアも、アウトドアでも自然の持つ魅力を発信しています。

木をまるごと使い切る
檜原生まれのおもちゃ「TOKYO TREE WOOD」

檜原で生まれた木のおもちゃブランド「TOKYO TREE WOOD」や「アドベンチャートラックLOGGY」などで遊べるゾーンがあります。
LOGGYのタイヤは細丸太をワギリにしたもので、その力強くかっこよく走る姿は、林業で丸太を運搬する車のようです。また、荷台に乗っているのは、節のないまっすぐな木に育てるために打ち落とされる枝「ウチエダ」の樹皮を剥き切りそろえられた素材を生かしたおもちゃ。「木一本をまるごと使い切る」理念が伝わるおもちゃでもあります。

運営者紹介

自然を守り、森を活かすことで
課題に直面する地域を元気にしたい

運営:NPO法人東京さとやま木香會
東京都でありながら、村の面積の93%が森林という檜原村。かつては炭焼きや薪の生産、スギ・ヒノキの育林などで林業が栄えた村でしたが、生活様式の変化・木材価格の下落等の影響を受け、産業としての林業は衰退していきました。観光についても、都内からの日帰りがメインとなり、右肩下がりに。「檜原森のおもちゃ美術館」の運営を核としながら、そんな課題に直面する地域を元気にしていきたいと新しく法人を立ち上げました。
村内外のメンバーが檜原村への熱い想いを一つにしながら、お客様をお迎えしています

地図

東京都西多摩郡檜原村小沢3783

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