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声明文 「芸術と遊びの力で平和な社会を目指して」

  
ロシア軍のウクライナ侵攻、ミャンマー国軍の市民弾圧に強く抗議します
~芸術と遊びの力で平和な社会を目指して~

 

東京おもちゃ美術館及び福岡おもちゃ美術館を運営する芸術と遊び  創造協会は、50年ほど前よりロシアの幼児教育研究者や児童文学作家と民間文化交流を続けてまいりました。当館はロシアの教育玩具も多数収蔵しており、ロシア国立玩具博物館とは姉妹館協定も結んでおります。    

ミャンマーではNGO団体ともに100を超える「おもちゃと図書のミニライブラリー」を小学校に寄贈し、さらには移動型おもちゃ美術館も過去4回開催しております。近い将来、民族や国籍を問わない遊びを通した交流の象徴として「ミャンマーおもちゃ美術館」の創設をも検討しておりました。    

こうした国際交流を行ってきた私どもにとって、現在行われているロシア軍によるウクライナへの侵攻は、決して許されるものではありません。    
またミャンマー国軍による軍事クーデターも、決して許されるものではありません。    

芸術と遊び創造協会は、「芸術」と「遊び」の力を信じ、この力で 平和と幸福が実現すると固く信じています。しかし、この「芸術」と「遊び」の力は不要不急だといって後回しにされがちです。豊かな心を持つ大人を育て、互いを尊重しあう社会の基盤をつくるためには、この「芸術」と「遊び」の力は決して欠かせません。

人類の平和を希求する芸術と遊び創造協会は、この信念を大切にし、専門家の育成や文化交流の活動を引き続き行うことを誓います。また世界のいたるところで起きている武力衝突や市民を巻き込んだ紛争、平和を脅かし、市民の命を軽んじる理不尽な振る舞いに対し、断固たる反対の姿勢を貫くことを決意いたします。


特定非営利活動法人  芸術と遊び創造協会
  

-芸術と遊び創造協会 理念-

いつの時代も人間の生活やいのちを輝かせる「芸術」
人類が生んだ最高の宝物である「遊び」
この2つの「ちから」を多世代にわたって最大限に活かし、
真に豊かな暮らしや平和な社会を創造することを目指します。

 


声明「芸術と遊びの力で平和な社会を目指して」
(PDF形式)