熊本の林業高校生による木育ワークショップ
熊本県立南稜高等学校で、林業を学んでいる生徒によるワークショップ。
「木製フォトスタンドづくり」、「木製カメラづくり」、
豪雨災害からの復興を目指した「写真洗浄の実践」の3つを体験するプログラム。
- ■開催日:5/27(土)
■開催時間:10:45~11:45、11:45~12:45、13:45~14:45、14:45~15:45
■定員:各回3組
■対象年齢:どなたも
■参加費:1,000円
■申込み:当日予約制
■おもちゃこうぼうのその他プログラム
紙皿の王冠:10:30~、11:30~、13:30~、14:30~(各回8組)
(※有料のコルク人形は中止します)
熊本県立南稜高等学校からのメッセージ
みなさん、こんにちは!
熊本県立南稜高等学校の生徒代表・福田明純(ふくだあすみ)です。
私たちは、熊本県の最も南に位置する人吉・球磨地域で、
森林・林業・木材について専門的に学んでいる林業高校生です。
今回、5月27日(土)に東京おもちゃ美術館・工作室において、
「林業高校生の木育WS」と題して、ものづくりの活動をさせて頂けることとなりました!
内容として、3つの活動を御提供させて頂きたいと考えています。
まずは、人吉・球磨産ヒノキの「木製フォトスタンドづくり」
次に、熊本県産のヒノキを活用した「木製カメラづくり」
そして、豪雨災害からの復興を目指した「写真洗浄の実践」です。
私たちの故郷である熊本県は、平成26年に熊本地震、
そして人吉・球磨地域は令和2年7月豪雨災害を経験しました。
生まれ育った故郷の復興を支えるために、高校生でも力になれないかと考え、
豪雨災害の翌日から泥出しや災害廃棄物の運搬作業に取り組みました。
さらに、避難所や仮設住宅での木育活動を実践する中で、子どもたちや被災された地域の方々の、
笑顔や「元気が出たよ、ありがとう」という言葉に触れてきました。
現在は、浸水によって汚れてしまった写真の洗浄を行う活動をとおして、
思い出の再生・心の復興を目指して取り組んでいます。
当日、体験いただく内容は、実際に豪雨災害の被災者の方からお預かりした写真の修復と、
写真洗浄に因んだ木製のものづくり(カメラ・フォトスタンド)ということで、
豪雨災害の復興支援にお力添えを頂くということでもあります。
みなさんの御協力を糧とし、これからも災害を風化させず、
万が一、今後浸水被害を受けられた場合でも、洗浄という取り組みによって
思い出を捨てずに蘇らせることができるということを多くの人に知ってもらえるように
活動を続けていきます。
また、木材を活用することが、
日本の森林・林業を活性化し、
健全な森づくり、ひいては災害に強い森づくりに繋がっていくことにも
理解を深める機会となれば幸いです。
是非、私たちと一緒にものづくりをとおして楽しい時間を過ごしましょう!
宜しくお願い致します!