宿場町のまなび舎で伝える
「木育」×「ふるさと体験」

木曽おもちゃ美術館
長野県木曽町

雄大にそびえる御嶽山の麓、大自然と文化遺産に恵まれ、古くから関所の町として政治・経済・文化を中心に栄えてきた長野県木曽町。その魅力をより多くの観光客に伝え、地域の方々と共に支え創る「木曽おもちゃ美術館」が開館しました。昭和3年に建てられた旧黒川小学校の敷地を舞台に、「木工・木育」、「ふるさと体験」、「木のおもちゃ」が三位一体となった美術館を目指します。

所在地
長野県木曽郡木曽町新開6959
開館
2022年11月
設置 / 運営
木曽町 / NPO法人ふるさと交流木曽

公式サイト

歴史的な森林資源を有する
宿場町のまなび舎でふるさと交流体験

風情が残る宿場町
伊勢神宮の遷宮も支えた森林資源

木曽は古くから関所の町として多くの旅人が行き交った街。市街地は今でもその名残が残り、昔ながら風情佇む街並みには多くの観光客が訪れています。
また、木曽の森林資源は伊勢神宮の遷宮や戦国時代の築城の際の産地になるなど、日本の歴史の随所で名前が出てくる由緒ある一帯です。「木曽五木」ともいわれる良質な森林資源と、それを生活に取り込んできた確かな木工技術も木曽の森の大きな魅力の1つです。
この森林資源と木工技術を受け継ぐため、2016年にウッドスタート宣言を行い、木に親しむ心を育む木育に取り組んできました。

受け継がれてきたまなび舎を
フルリノベーション

昭和3年に地元の人々からの木材提供によって建てられた、旧黒川小学校。閉校後、地域に根差した体験や人の交流ができる場「ふるさと体験館きそふくしま」として、守り、受け継がれてきましたが、おもちゃ美術館と合体型にするためフルリニューアル。地域の方の憩いの場でもある地産地消カフェとショップからなる「であいのやかた」、郷土色・地域文化を紡ぐ「たいけんのやかた」、体育館を2層構造で活用した出会いと遊びの空間「おもちゃのやかた」というように3つのコンセプトに分かれた館内は、一日中楽しめる幅広い機能を揃えています。更に美術館の隣には、木工工房を新設。おもちゃはもちろん、家具などの木工品を製造・販売。幅広く木曽の木の魅力を伝えていきます。

木曽の自然と文化を
遊びを通して体感できる「おもちゃのやかた」

体育館だったスペースを最大限に活かした「おもちゃのやかた」に足を踏み入れると、全長7メートルの樹齢250年を超える天然木曽ヒノキのシンボルツリーが出迎えます。全国有数のブランド材、木曽五木を使った積み木や木のたまごなど、あそびながら木曽の森のめぐみを体感できます。人々が行き交う宿場町のように、人と人、人とおもちゃが出会う場所「こども木曽路」には、木曽ならではの遊びの空間が軒を連ねます。おそば屋さんごっこや、りんご、きのこ、とうもろこし、赤かぶなどの収穫ごっこあそびでは地元の食文化や農作物について遊びながら学べる体験空間です。

郷土料理や木工体験など
趣のある木造校舎で楽しむふるさと体験

風情佇む旧校舎の趣をそのまま活かした「たいけんのやかた」では、地域のふるさと体験や文化を伝える民具や玩具が鑑賞できる他、郷土料理づくりや木工体験、機織体験など、四季折々の木曽ならではのふるさと体験が楽しめます。地産地消のミュージアムカフェでは、木曽町の恵み豊かな自然環境で育った食材を味わったり、ミュージアムショップでは、地元作家の木製品や工芸品など大自然に思いを馳せる地域の名産たちが取り揃えられています。

設立・運営者紹介

木曽の自然や人々の暮らしが育んできた
ふるさとの文化を未来へ受け継ぐ

運営:NPO法人ふるさと交流木曽
木曽の山里に受け継がれてきた自然や人の暮らしには、都会の生活では得られない、人が生きるための知恵や感覚が詰まっています。「ふるさと体験館きそふくしま」は、そんな地域の記憶を刻む廃校の木造校舎を、地域に根差した体験や人の交流ができる場として活用している施設として設立しました。約20年の時を経て、これまでの機能を残しながら、新たに木育の場としてリニューアルした木曽おもちゃ美術館を、継続して運営することとなりました。これまで受け継いできた地域ならではのかけがえのない文化を次の世代へ受け継ぎ、様々な人々が出会い交流する場を目指していきます。

地図

長野県木曽郡木曽町新開6959

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