植物学者・牧野富太郎の故郷であり「植物のまち」として草花に親しむ心を育てる「植育」に取り組むと同時に、自伐型林業の導入など林業活性化にも積極的に取り組む高知県佐川町。豊かな自然を伝える木育・植育の発信拠点として佐川おもちゃ美術館が開館しました。
植物のまちの道の駅から
木育・植育を発信
- 所在地
- 高知県高岡郡佐川町加茂2711-1
- 開館
- 2023年7月
- 設置 / 運営
- 佐川町 / 一般財団法人しあわせづくり佐川

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遊びを通して木と植物に親しむ心を育む
地域の魅力が詰まったおもちゃ美術館
まちと森の未来のために
木育・植育の発信拠点整備へ
高知県佐川町は、「日本植物学の父」牧野富太郎博士の出身地であり、植物のまちとして草花に親しむ心を育てる「植育」に取り組んでいます。また、町域の約7割を占める山林の管理課題に対し、個人や小規模グループが持続可能な林業を行う自伐型林業を導入し、林業の活性化に取り組んでいます。2018年には、子育て環境に地域材を積極的に活用していくこと・木育を推進することを目的とした「ウッドスタート宣言」を行いました。今後、さらなる木育・植育の推進のため、佐川おもちゃ美術館が整備されました。

おもちゃを通して
植物に親しむ心を育む
牧野博士が愛した花「バイカオウレン」を模したコマが咲き誇る「まきのさんのはなばたけ」や、様々な花々や鳥などがかたどられた壁面での構成遊びなど、植物を身近に感じられる遊びの空間が広がります。植物採取に使う胴乱(どうらん)は、木で作られたオリジナル版。胴乱を抱えながら、花々を摘んで採集遊びも楽しめます。

県産材を用い
伝統技法を活かした木育空間
館内は、ヒノキやスギの他、ヤマザクラやクリ、ネズミモチ、ヤブツバキなどの広葉樹を含む多様な高知県産材がふんだんに活用されています。また、釘を使わずに細い木の桟を幾何学的な文様に組み付ける伝統木工技法「組子(くみこ)」を取り入れた階段や、野山を表現した木造トンネルなど、自然の豊かさと受け継がれてきた伝統を感じる木育空間が広がります。

化石・田舎寿司など
あそびと通して地域の文化を伝える
地質学発祥の地のひとつとされ、アンモナイトなどの化石の宝庫としても有名な佐川町。木のたまごプールから、化石や岩石を模した木製ブロックを発掘するあそびや、オリジナルの恐竜が作れる木製のマグネットブロックで遊べます。佐川町名産を集めた「さかわマルシェ」では、ナシやイチゴ、ショウガの収穫あそび、山菜をネタにした郷土料理「田舎ずし」を再現した木のおもちゃで遊びながら、伝統食に親しみ地域の魅力を再発見できます。

設立・運営者紹介
地域の食文化や自然の豊かさを
道の駅から発信
運営:一般社団法人しあわせづくり佐川
「仁淀ブルー」として有名な仁淀川の支流が流れる自然豊かな山里に、2023年に新たにオープン!仁淀川流域の新鮮な野菜などが並ぶ産直市や、地場産品・地酒をとりそろえた土産店、地元食材を使ったレストラン・ベーカリーを備えた「ごちそう」が一挙に集う道の駅です。自然豊かな里山の中に設置された道の駅で、植育・木育の発信拠点としても、地域の魅力を伝えていきます。


