活動紹介
理念
福祉を拓き、文化をつくる
高齢者アクティビティ開発センター
高齢者に向けた福祉文化活動を中心に活動をしています。高齢者のQOLを高め、ADLを維持することは、人生のフィナーレを輝かせるのに欠かせません。その支援のためには、手工芸や音楽などの芸術文化活動や、体操やゲームも交えた遊び文化活動、花見や散歩などの気晴らし活動など、一人ひとりの人生歴に沿った生活文化が必要です。
当法人では、1986年より高齢者のアクティビティ・ケアについて研究・実践を開始しました。2005年には、高齢者アクティビティ開発センターを創設。全国各地での実践研究会の開催、情報発信を行います。
専門家の養成
人生のフィナーレを輝かせる専門家
高齢者施設で心を豊かにし、日常生活に潤いをもたらす演出・実践を行う専門家を養成しています。例えば、「高齢者おもちゃワークショップ」では、高齢者福祉施設にコマやカルタなど日本の伝統おもちゃやデザイン性に優れた世界のおもちゃを持っていき、遊びが不足しがちな高齢者に、コミュニケーションツールとして楽しんでもらっています。
■認定資格
・アクティビティインストラクター
・アクティビティディレクター
アクティビティ・
ケア推進施設
高齢者がイキイキできる施設の認定制度
芸術や遊び、生活文化などの活動を通じて高齢者自身が輝き、生活を活性化させ、その人らしい生き方を支えるケアを推進している施設を認定する制度です。
アクティビティ・ケアの重要性とアクティビティ ディレクターの必要性を社会に提案することを目的としています。
実践フォーラム
アクティビティプログラムの体験と実践
●アクティビティケア実践フォーラム 全国大会
●アクティビティケア実践フォーラム ブロック大会
多岐にわたるケアの実践法や捉え方について、先進事例の共有と意見交換を目的とした場づくりをしています。
年1回の全国大会と各地の実践者とアクティビティディレクターによって開催されるブロック大会で構成されています。
専門書の発刊
理論と実践を書籍で学ぶ
介護士や作業療法士の方がアクティビティケアを実践するための書籍を発刊しています。生活場面に応じたプログラムやレクリエーションを楽しくに進めるためのノウハウが満載です。
視察・研修
国内外の先進事例を研究
定期的に海外研修を行っています。 2016年にはアメリカノースカロライナ州を訪問。 グループホームやデイサービス、障がい児施設など、様々な施設でアクビティの実際の様子を見学。
また、全米アクティビティ専門職資格認定協議会の年次大会にも参加。日本のアクティビティ ディレクターを代表して吉本洋さん(老人総合福祉施設グリーンヒルみふね 施設長)の実践報告が行われました。