
『第19回 病児の遊びとおもちゃケアフォーラム』開催
「遊び」は、子どもの健全な成長・発達にとってとても大切です。
それは、健康な子どもだけでなく、病気の子どもにとっても欠かせないものです。
第19回を迎える当フォーラムでは、病児の遊びについての講演、活動実践報告をはじめ、専門分野ごとの理解を深める分科会や、実際に使用しているおもちゃの展示、手づくりおもちゃの体験会を行います。
病気の子どもたちが遊ぶことで少しでもその苦痛や緊張を忘れ、生活が楽しく豊かなものになるように一緒に考えてみませんか?
開催概要
【 日 時 】2025年3月9日(日)10:00 ~ 15:45
【 会 場 】国立オリンピック記念青少年総合センター センター棟
【参加費】一般 4,000円 会員・プレイリーダー 3,000円
【 定 員 】200名(申込先着順)
【 主 催 】認定NPO法人芸術と遊び創造協会/東京おもちゃ美術館
【 共 催 】認定NPO法人難病のこども支援全国ネットワーク
【 後 援 】一般社団法人日本作業療法士協会
【プログラム概要】ページ下部をご覧ください。
「mom-made toy(マム・メイド・トイ)」を参加者全員に無料贈呈!

おもちゃメーカー「プラントイ」のデザイナーが、障がい児をもつお母さんや発達の専門家と一緒に開発した療育のためのおもちゃ「mom-made toy(マム・メイド・トイ)」を参加者のみなさまに無料で贈呈いたします。
(提供:プラントイジャパン株式会社様)
参加申込はこちら
午後の参加希望プログラム、参加区分をプルダウンより選択し、「購入ページへ遷移」からお申込みください。
※午後のプログラムは、「体験ワークショップと展示」「分科会1~4」です。
※「分科会1~4」の定員は各35名、申込先着順です。
※参加区分の会員は「芸術と遊び創造協会」の正会員、プレイリーダーは「難病のこども支援全国ネットワーク」のプレイリーダーです。
※午後の部は、プログラムの組み合わせごとに定員が決まっています。
在庫「0」と表示され購入に進めない場合は、前半か後半を別のプログラムに変更するとお申込みいただける場合があります。【チケット残数の確認はこちら】
※お支払い方法は、クレジットカード・郵便振替・銀行振込から選択できます。
※ご入金の際の手数料はご負担ください。
※芸術と遊び創造協会のメールアドレス(@art-play.or.jp)が受信できるように受信許可設定をお願いいたします。
※受付完了後の自動返信メールが1日以上経っても届かない場合は「school@art-play.or.jp」までご連絡ください。ご連絡いただいたメールアドレスに参加のご案内をお送りいたします。
プログラム紹介
~休憩~ 12:35~13:30
第2部 | 研修室102 | 研修室107 | 研修室108 |
---|---|---|---|
13:30~ | 体験とワークショップと展示 (13:30~15:45) | 分科会1(13:30~14:30) 分科会3(14:45~15:45) | 分科会2(13:30~14:30) 分科会4(14:45~15:45) |
第1部 開会挨拶・基調報告 (10:00 ~ 10:25)
【開会挨拶】
多田 千尋
認定NPO法人芸術と遊び創造協会 理事長
東京おもちゃ美術館 館長
【基調報告】
石井 今日子
認定NPO法人芸術と遊び創造協会 おもちゃ美術館エグゼクティブディレクター
福岡おもちゃ美術館 初代館長
第1部 基調講演 (10:25 ~ 11:40)
子どもたちの笑顔と共に創る遊び支援の輪~共創ウェルビーイングのすすめ~
今年度、筑波大学の国際発達ケア:エンパワメント科学研究室のみなさんと、全国のこども病院、児童発達支援施設等にご協力いただき、病気や重度の障がいを持った子どもたちに遊びがどのような影響を与えるのか、研究調査を行いました。
子どもたちの心身の変化や、保護者や専門職など子どもを取り巻くコミュニティへの影響など、研究調査を通して見えてきたことを「共創ウェルビーイング(皆でつむぐ幸せ)」の視点からお話しいただきます。

講師 安梅 勅江
筑波大学医学医療系 教授
専門研究分野は発達保健学。国際保健福祉学会会長。日本保健福祉学会会長。
<参考>エンパワメント教育研究フォーラム(安梅先生の著作の一部を無料で閲覧できます。)

講師 松本 宗賢
令和健康科学大学看護学部看護学科 講師
看護師。日本看護協会認定 小児看護専門看護師。
第1部 活動報告 (11:40 ~ 12:35)
おもちゃを使った遊び支援について「重症心身障害児デイケア施設」「病院」「訪問支援」3つの活動報告。
①すべての子どもたちへ
ワクワクドキドキ体験を届けよう!!
安田 一貴
遊びリパークリノアたまプラ(神奈川県)
理学療法士/Hospital Play Specialist/写真家
②小児外来『おもちゃの時間』遊びを通した 豊かな心身の発達関係性の支援
加藤 優子
東京西徳洲会病院小児医療センター(東京都)
臨床心理士・公認心理師/おもちゃコンサルタント
③お家にあそびを届ける
プレイリーダー「あそボラ」の活動報告
髙橋 朝子
認定NPO法人難病のこども支援全国ネットワーク(東京都)
プレイリーダー/おもちゃコンサルタント
第2部 分科会とワークショップ (13:30 ~ 15:45)
13:30~14:30 「分科会1・2」 定員各35名(要事前申込)
分科会1
『訪問型・地域連携遊び支援』
<発表者>
井村 弘子
長崎県医療的ケア児支援センター「つなぐ」(長崎県)
副センター長/医療的ケア児等コーディネーター/言語聴覚士
児島 文子
多機能型事業所つむぎ(兵庫県)
管理者・発達管理責任者
<アドバイザー>
等々力 寿純
世田谷区医療的ケア相談支援センターHi・na・ta(東京都)
センター長
分科会2
『病院・クリニックでの遊び支援』
<発表者>
松井 基子
茨城県立こども病院 成育在宅支援センター(茨城県)
チャイルド・ライフ・スペシャリスト/子ども療養支援士
丸嶋 史代
都内勤務(東京都)
子ども療養支援士
14:45~15:45 「分科会3・4」 定員各35名(要事前申込)
分科会3
『リハビリ専門職による療育支援』
<発表者>
大山 敬子
NPO法人MAMATO 重症児デイ ララ ベビーノ(東京都)
作業療法士
大田 翔子
NPO法人にこり こどもデイサービス にこり(福岡県)
作業療法士
<アドバイザー>
安田 一貴
遊びリパークリノアたまプラ(神奈川県)
理学療法士/Hospital Play Specialist/写真家
分科会4
『重症心身障害児の遊び支援』
<発表者>
百戸 由佳
一般社団法人Burano 多機能型重症児デイサービス titta (茨城県・栃木県)
保育士/おもちゃインストラクター
池羽 彩夏
一般社団法人weighty 重症児デイサービスkokoro (茨城県)
保育士
<アドバイザー>
笠原 千江
重症心身障がい者児 福祉サービス事業所 はぁもにぃ(福井県)
保育士・児童指導員/おもちゃコンサルタント
13:30~14:30 体験ワークショップと展示
■体験ワークショップ
❶作って遊ぼうスキルトイ
後藤 学
ジャグリングパフォーマー/おもちゃコンサルタント
❷キットパスで遊ぼう:まほうのチョーク「キットパス」で手形や指スタンプ、 ぬりえ、顔はめアートを楽しみましょう
小野 昌代
キットパス広報マネージャ―・本部認定講師/ おもちゃコンサルタント
❸アナログゲーム体験:院内で患者さんと一緒に遊べるアナログゲームを紹介
千葉大学医学部付属病院ボランティア
❹手づくりおもちゃワークショップと展示
アニマシオントイ
おもちゃコンサルタント
❺手づくりおもちゃ
NPO法人 ホスピタル・プレイ協会 関東ブロック
❻難病児のためのおもちゃセット「あそびのむし」で遊ぼう!
:「あそびのむし」のおもちゃ約70点を実際に触って遊ぼう! おもちゃコンサルタントが楽しい遊び方を伝授。 メンテナンス法も紹介します。
認定NPO法人芸術と遊び創造協会/ 東京おもちゃ美術館
■おもちゃや遊びの展示
- 神奈川県立こども医療センター 病児と家族のおもちゃと遊びのボランティア シャボン玉
- 子ども療養支援協会
- 津布久 守(スイッチおもちゃ)
- 堀内ウッドクラフト
- palette ibu.(パレット イブ)
- 認定NPO法人難病のこども支援全国ネットワーク
- 認定NPO法人芸術と遊び創造協会/東京おもちゃ美術館